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歴史に埋もれた名車考。4代目Ford Explorer編

いわゆる名車と呼ばれるクルマはいくつもありますが、ここでは弊社が思う「隠れた名車」をピックアップしようかと思っています。
多くのクルマを販売、整備、カスタムしていく日々のなかで、世間的には忘れ去られているかもしれませんが、実は「すごく良いクルマ」って存在します。
今回は2005年〜2010年まで生産されていた4代目のフォード・エクスプローラーをピックアップ。

フォード・エクスプローラーといえばアメリカではSUVの大定番モデル。フォード・ブロンコ2の後継モデルとして、1990年にデビューし、コンパクトなサイズ感と女性でも運転しやすいことからアメリカで大ヒット。日本にも1991年から輸入されていたモデルになります。

このモデルを契機に、それまで主流だったワゴンやミニバンからSUVへと市民権が移っていったことは間違いありません。クロカンやオフローダーのイメージが強かった4WD市場に、乗り心地も良く、街乗りをメインに使えるモデルという存在はあっという間にスタンダードな車種へと登りつめました。

そこからラグジュアリーSUVという文化に派生し、現在のクロスオーバーSUVが主流となる、そんな流れのパイオニア的な存在だったのがフォード・エクスプローラーだと言えるでしょう。現在でもフォードSUVの中核モデルとして存在しています。

ただ、エクスプローラーに乗ろうと思っても、現在の日本では正規ディーラーが撤退したこともあって、購入を躊躇している方も少なくないかもしれません。もちろん弊社では整備、点検、リペアが可能なので、ここで紹介する4代目モデルも普段使いできます。

エクスプローラーはアメリカではコンパクトなモデル。実際4代目エクスプローラーは全長で5mを切り、全幅も1.9mを切るサイズ感なので、日本でも取り回ししやすいのもポイントです。

5代目以降のエクスプローラーは全長5m、全幅2mへとやや大きくなったことを考えると、4代目のサイズ感はまさに日本で乗る最良のエクスプローラーと言えるでしょう。

しかもこのサイズ感でサードシートを装備した7人乗り、さらにはエクスプローラー史上初めて力強いV8エンジンを搭載したモデルもあるので、アメリカ車らしいフィーリングと、いざというときに多くの人や荷物を載せられるだけでなく、年式によっては乗車定員を削減して1ナンバー登録が可能なので、初めてのアメリカ車にもおすすめできるモデルではないかと思っています。

もう20年近く前のモデルですが、そこまで古臭さを感じないデザインと、フォードならではの大人っぽいデザイン、それにアメリカ車らしい力強い走りを感じることができる隠れた名車だと思っています。

これが4代目フォード・エクスプローラー。日本に正規輸入されていた歴史も長いですけど、最近ではあまり見かけないクルマになってしまっただけに、逆に狙い目かなと思っております。


フロントグリルやサイドミラーなどにメッキパーツが使われているところはいかにもアメリカ車っぽいデザイン。もちろん純正のホイールもメッキ仕様になっています。


サードシートを使えば7人乗りが可能。SUVとしての「正しいカタチ」といえるデザイン。思った以上に取り回しがしやすいのもポイントです。


初代エクスプローラーには2ドアのスポーツモデルも存在しましたが、この世代は4ドアモデルのみ。グレードはXLT、エディーバウアー、リミテッドの3種類で、これはリミテッドになります。


このころのエクスプローラーはクロカンのイメージはなく、いわるる街乗りを意識した乗用車としてのデザインに。現車はウッド調パネルなどが使われ高級感もあります。


内装はブラックのレザー張り。現車はシートのダメージも少なく、まだまだそのまま乗れるコンディションです。シートはパワーシートで調整ができます。


セカンドシートはキャプテンシートになっていて、3人では無く2人乗車になっています。もちろん、セカンドシートがベンチシートのタイプも存在しています。


リアゲートは上に跳ね上がるタイプ。リアガラスのみの開閉も可能です。サードシートを起こしている状態でもある程度の荷室は確保できています。


サードシートはボタンひとつでフラット化できるパワーシートで、収納するとかなり拾い荷室へと拡大します。たくさんの荷物が必要なアウトドアにも威力を発揮してくれます。


このグレードは18インチのクロームホイールが標準装備。組み合わされるタイヤは235/665-18になっています。街乗り重視ならカスタムしてインチアップすることも可能です。


搭載されるのは4.6LのV8エンジン。当時は馬力違いでマスタングにも搭載されていたエンジンになります。V6モデルは4Lエンジンになるので、600ccの差ならV8エンジンをチョイスするのもアリだと思います。


車体の横滑りや横転の危険などを感知して制御するAdvance TracとRSC(ロール・スタビリティ・コントロール)を搭載しているエンブレムと、V8エンジンのエンブレムがリアゲートに付くのが上級モデルの証になっています。